2/5-2/12 イタリア 7泊8日
アテネからローマに飛行機で飛んだ後、ローマから鉄道でフィレンツェへ。この移動にも無駄がある可能性が高い。
ウッフィツィ美術館(読みづらい)へ。アルノ川がきれいだった。ギリシャよりも治安がよさそう。
市庁舎と広場
手前がサン・ジョバンニ洗礼堂。左奥の建物の上の方に翌日登る。
夕食は、ファストフード的なピザを食べる。ほぼ完成しているカットされたピザを注文された後に、温めなおして客に提供するやつである。なかなかおいしい。
午前中はピサへ。斜塔に登ったが、螺旋階段が傾いているので、やや気分が悪くなる。日頃意識しないが、三半規管はちゃんと仕事しているらしい。斜塔を支える写真を撮りたかったが、中韓日人が手ごろな場所にいなかったので断念。
期待撮りの傾きである。
フィレンツェに戻る。前日に、盗まれた財布の代わりにメディチ家の紋章入りのコインケースを購入していたため、メディチ家礼拝堂へ行く。元は行く気がなかったが、期待以上に良い場所であった。
天井が高い。
その後、ドゥオーモ、洗礼堂、付属美術館などに行く。ドゥオーモのクーポラに登ることができたが、階段なので非常に疲れた。隣の鐘楼には登らず。その辺でジェラートを食べる。可もなく不可もなくの味であった。
クーポラから見た景色
ミケランジェロ広場へある徒歩へ向かい、そこからフィレンツェの街並みを眺めた。橋や川がちょうどいい場所にあり、美しい景色であった。
観光ガイド等では、しばしばタクシーを推奨されているが、歩いてもそんなに無理なく行けた。
名所が一度に見れる。
その後、アカデミア美術館でミケランジェロのダヴィデ像を見る。教科書には正面からの写真がよく載っているが、どの角度からみてもかっこよかった。あと、目力が強い。
ガッレリア(ディズニーランドの入り口にあるような豪華なアーケード)付近の有名店で揚げピザを食べる。
トマトとかチーズとかが入っていたはず。順当に美味しかった。
ドゥオーモは内部も見学し、屋上も登った。
外観の写真は、後で。
その後、ミケランジェロの最後の晩餐を見るためにサンタ・マリア・デッレ・グラツィア教会に向かうが、地下鉄が止まったため、着くのが予約時間ギリギリになってしまった。特に旅行中は時間に余裕を持つべきである。だいぶ時間に厳しそうだったので、間に合って本当に良かった。
なんかみんなで食べている。
絵のあるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会。Wikipediaにも同じ構図の写真が載っている。
スフォルツァ城へ。スフォルツァ城内部は複数の博物館・美術館があるのだが、構造が非常に分りづらかった。ミケランジェロの彫刻などが見られたので、悪くはなかった。
前にあった噴水。
その後、ブレラ絵画館とアンブロジアーナ絵画館へ。ブレラ絵画館の入り口も分かりづらかったので、観光地を親切に設計しすぎないお国柄なのかもしれない。偶然、ドゥオーモ前を再び通ったが、日が沈んだ後のライトアップがあった。
夕方。
夜。
夕食にマルゲリータを食べた。おいしい。
その辺に近代的なビルも多くあった。
美しい写真を見て観光地へ向かったが、美しいのは写真の構図内のみで周囲はそこまできれいではない、といったことがしばしばある。ヴェネツィアにおいて、そのようなことはあり得ない。どこを切り取ってもヴェネツィアっぽさのある美しさがあった。
水の都
鐘楼に登り、サン・マルコ寺院内部とドゥカーレ宮殿内部を見学、コッレール博物館とアカデミア美術館も行った。
ここはエレベーターがあったはず。
サン・マルコ寺院と鐘楼。
鐘楼からみた広場。
ドゥカーレ宮殿の内部
折角なのでゴンドラも乗ったが、あれは一人で乗るものなのだろうか。
全体的に満足であったが、観光地の宿命か、人が多すぎるのがつらい。あと、ヴェネツィアには、結構美術館があるので、もう少し日数を確保してもよかったかもしれない。
鉄道でローマへ向かう。一車両に6席しかない最も高価な席をとった。私しか利用者がいなかった。酒も食べ物も望むだけ得ることができる。おいしかった。
コロッセオへ。大きいし、丈夫そう。観光ローマチケットの無料入場枠を使用して入場することで、チケット売り場の長蛇の列を避ける。ウェブサイトの旅行記から得た情報である。ネット上の情報が役に立つこともある。
その後、フォロ・ロマーノとパラティーノの丘へ。勘違いしていたが、この2か所はつながっており、共通の入場料・出入口である。あと、非常に広い。駆け足でめぐったが、疲れた。
サンタ・マリア・イン・コスメディン教会の真実の口へ。結構な人数が並んでいたが、係員がせわしなくさばいているので、見た目ほど待ちはしない。写真を撮ってもらった。
パンテオンを見学し、その辺でジェラートを食べた。ジェラートは悪くはないが、圧倒的においしいわけでもなかった。観光地近くの観光地向けの飲食店が信用ならないのは、どの国でも同じである。
パンテオン
繰り返すが、決して悪くはない。よくないだけである。
トレヴィの泉、スペイン広場は、人が多かった。
夕食に、客の殆どいないレストランで、カルボナーラとソーセージを食べたが、結構おいしかった。共和国広場も見た。
ヴァチカン市国へ。高い期待を裏切らず応えてくれる場所であった。クーポラから見るローマ市内も良く、サン・ピエトロ大聖堂も荘厳である。また、美術館は広すぎる。システィーナ礼拝堂のミケランジェロの最後の審判を楽しみに向かったが、そこに行くまでにだいぶ疲れた。ラファエロの絵もよかった。もちろん最後の審判も圧巻であった。
外部
内部
許可なく通れなさそう。
上から見たヴァチカンの広場とローマ。
夕方ヴァチカン市国を出て、ジェラートを食べて、サンタンジェロ城へ。牛乳の風味が良いおいしいジェラートだった。
日が沈んでからのサンタンジェロ城や、その近くの橋などはかっこよかった。夕食のピザはおいしかったが、写真を撮っていない。
川
暗い。
ボルゲーゼ美術館へ。殆どが個人コレクションだというのがすごい。そのためか欧州では珍しく内部の写真撮影が完全禁止で、見学も2時間ごとの完全入れ替え制である。美術に関心の薄い私のような人間が見て回る分には十分な時間ではあった。全く期待していなかったので、結構よかった。特にベルニーニのダヴィデ像が素晴らしかった。
外観。
その後、乾いていることで有名なカラカラ浴場へ。コロッセオ近くの遺跡に比べれば規模は劣るが、用途が違ったのでそんなことを比べても仕方がない。人がやや少なめなのも高ポイント。
昼食はカルボナーラ発祥の店で、スパゲッティカルボナーラを食べた。生クリームを使用しないため、食べ慣れたカルボナーラに比べるとややパサついているように感じられるが、しかし、おいしかった。
ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂の屋上から遺跡を再び見て、ジェラートを食べて、カピトリーニ美術館へ。
記念堂、両側のイタリア国旗がなびいているのを撮りたかった。
屋上から
今回のジェラートは、事前に調べたので、常軌を逸しておいしかった。その分、混雑していたが、満足である。
なお、令和5年6月現在、新宿の地下でも食べられる。
カピトリーニ美術館。
夕食は駅近くのフードコートでピザを食べた。フードコートではあるが、窯焼きのピザを提供する本格派である。
おいしかった。