Ⅱ 世界遺産をめぐるロンドン5泊6日の旅行

1/18-1/23　ロンドン5泊6日

1/18

ここから一人旅。フランスからロンドンへ鉄道ユーロスターで移動。国境跨ぎにドキドキしたけど、特に何も問題なく終わる。車内で予習のためにと映画版のレ・ミゼラブルを見た。電車は1時間ほど遅れる。

到着後はやや疲れていた。

なんかの時計

旅費をケチりドミトリータイプのユースホテルにしたが、割と後悔した。

同室の人たちに気を使わなきゃいけない。うっかり目覚まし時計を鳴らして、英語でなんか文句言われた。

朝食付きではあったが、料金からみて当然ではあるがトースト程度しかなかった。

ロンドン周辺は高いので、利便性と引き換えにこの5泊だけは我慢することにした。

しかし、後の旅程の宿の予約をいくつか変えた。

1/19

ゆっくり起きる。バッキンガム宮殿の前で衛兵交代を見る。馬糞が多かった。

その後ウェストミンスター寺院、ビッグベンやロンドンアイなどの外観を見る。ビッグベンは工事中。

午後から、ナショナルアートギャラリーへ。絵が多い。

1/20

盗人大博物館こと大英博物館へ。悪評を気にしてか入場料は無料。初めから一日かけてみるつもりだったので、音声ガイドを借りた。とても充実していた。

外観。正面からなのか？横からなのか？

内部

ギリシャのアクロポリス(パルテノン神殿)からの出土品がとても良かった。特に、いち早くイギリスの伯爵が人類の歴史上の遺産たる彫刻等をギリシャからイギリスへ輸送し、それらを保護してきたからこそ、今日でもこんなにも素晴らしい状態で保存されているのです、といった音声解説が素晴らしい。

石

館内は馬鹿広いので、一日でも足りはしない。しかし、それぞれの展示物に対する知識の足りない私にとっては、駆け足で有名どころだけを見られれば、それで満足である。

石

夕飯にラーメンを食べた。値段を見なければ、可もなく不可もなく。コーラを飲んだせいで、急に血糖値が上がる感覚を得た。

ラーメンとコーラ

夜は、オペラ座の怪人のミュージカルを見た。このチケットは予約していなかったので、当日券を買ったが、予約の4割引き程度の費用で買えた。翌日のレ・ミゼラブルのチケットを予約したのがやや馬鹿らしく思えた。一人分のチケットは買いやすいので、そのことを念頭に置くべきであったが、私は、旅慣れていないのである。仕方がない。ミュージカルは素晴らしかった。演者の演技や歌はもちろん、場面ごとのセットの大転換など、映画とは違った生でしか体感できない良さがある。

外観

舞台

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午前中はロンドン塔へ、午後はグリニッジ天文台とウェストミンスター寺院内部、夕方にテートブリテン美術館、そして、夜にレ・ミゼラブルのミュージカル。

当初は、ウェストミンスター寺院に行くつもりはなかったが、ロンドン塔での音声解説を聞くうちに行きたくなってしまった。そのおかげで、グリニッジは、駆け足でほぼ写真を撮るためだけに行くこととなった。冬季はどこも閉館時間が早い傾向にあるので、仕方がない。

ロンドン塔は、歴史ある施設なので、様々な用途で使われてきたらしい。血なまぐさい場所でありながらも、王冠などの王室グッズも展示してあり、面白かった。王冠らしい王冠を見たのは初めてかもしれない。

ロンドン塔近くの橋、いわゆるロンドン橋とは異なる橋。ロンドン橋は遠めに見て満足した。

ロンドン塔。塔って細長いイメージがあるけど、定義はどんな感じなんだろう。

撮影できた展示物。王冠とかは撮影禁止だった。

グリニッジ天文台は、本初子午線をまたがる写真を撮るためだけに向かった。同じく一人で来てそうな韓国人に撮ってもらった。アジア友愛の念を覚える。韓国人のスマホで、彼の写真を撮る際、なんかエラーが出たのが気まずかったが、僕はおそらく悪くない。メモリがいっぱいになったのか、故障か、韓国語は読めないので知らん。